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さらに奥へ 萬城の滝をさらに上まで、行けるところまで登ってきました。

萬城の滝のさらに上流に続く道、地図を見るとまだまだ登れそうな様子、この先にどんな景色があるのか、どんな道があるのか、そんなワクワクを胸の中に秘めながら登ってきました。

行き着く先に何があるのか、もしご興味ある方は是非動画をご覧ください。
もし行ってみたい人は動画は見ないで、ルート情報を元に訪れてください。私が感じたワクワクをぜひ体感していただきたいです。

今回通行している道は林道を通行しています。林業の作業ワサビ田などの管理を目的に整備管理されている道路です。通行の際は作業などをしている方、地域の方を優先に、また通行させてもらっているという感謝の気持ちを忘れないようお願いします。

YOUTUBE動画

距離:3.7km
獲得標高:320m
平均勾配:9%
最大勾配:20%
補給、トイレ、民家はありません。携帯電波も途中から入りません。舗装割れ、未舗装路、最大15%の坂があります、万一の備えを携帯して登坂してください。

携行装備

今回、携行した装備を紹介します。

補給
水:250cc
電解質飲料:1.5L
ソイジョイx4
エネルギージェルx4
塩分チャージタブレット:20粒程度

装備
レインジャケット
サバイバルシート
熊鈴・ホイッスル
磁石
登山地図
エイドキット
ポイズンリムーバー
アスピリン

その他
ロングライド時のいつもの道具
遭難保険(ココヘリ

感謝の気持ち

ルート詳細

スタートは萬城の滝キャンプ場の駐車場から、走り出すとすぐに綺麗に整備された杉林を抜けていきます。
5〜7%くらいの傾斜が続いていきます。

木漏れ日が輝く杉林
右手に見えるワサビ田

中伊豆の山間を走っていると必ずあるのがワサビ田、整然とワサビ田の棚田が並ぶ光景は素晴らしいです。

地蔵堂国有林

地蔵堂国有林の看板

地蔵堂国有林の看板が見えます。749haの広大な敷地面積の地蔵堂国有林です。国有林は鳥獣保護やレクリエーションでの入林ができますが、基本的には山林の保護、木材や天然資源の育成が主になります。現地で作業している場合は邪魔にならないよう、山を管理してくれていることに感謝の念を持って入林するようにしましょう。

また、山林の道の状況は綺麗な場所ばかりではありません、車や人とのすれ違い時は注意をし、徐行または停車しすれ違いをしてください。

崖の部分の切り通し

川のそばを通っていると写真のような切り通しをよく見かけます。その度に思うのは、これだけの石を掘り抜くにはどうやってやるんだろうと考えしまいます。重機ではつったとしても大変な時間がかかるだろうと思います。

今回の最大傾斜

傾斜15%の表示があります、アスファルト面なので助かりましたが、これが砂利道だと非常に厳しいです。

13%の割れたコンクリート道

傾斜13%の割れたコンクリート道路です、ボコボコとしているので速度が出ていないとタイヤがとられてふらつきます、バランスをとるのに体幹を使うので疲れてしまったり、速度が落ちすぎて進めなくなったりするので注意と気合いが必要です。

再度アスファルト面に

アスファルトーコンクリートー砂利道ーアスファルトという不思議な路面です。だんだんと道が悪くなるのが普通だと思うのですが、なぜか、荒れたコンクリートや砂利道の後に綺麗なアスファルト面が現れたりします。不思議です。本当に路面が綺麗です、山の中とは思えないほどに

日立キャピタルの森林

日立キャピタルの森林の看板があります。

右手の看板には日立キャピタルの森林という立て札があります。通過時はこの辺りに保養所でもあるのかな?こんな山奥に???っと思っていましたが、今回の記事を作る際に調べると「法人の森」という制度があり、日立キャピタルが制度第一号として4ヘクタールの森林を保全しているそうです。このような素晴らしい活動を知りませんでした、今回入林させてもらい勉強になりました。

分かれ道

問題の分かれ道
左手の道は通行禁止

左手は一般通行禁止、昭文社の登山地図を見るとどうやら天城山の登山道しゃくなげコースに繋がる道のようです。右手の道は地図では途中で道がきれています。沢にでる道だと予想しますが、どれだけ降るのかどのような道なのかわからないので突き進むか悩みます。

悩んだ結果下っていきます

悩んだ末とりあえず進んでいきます。危険を感じたら引き返そうと考えていました。

雰囲気がよく、とても綺麗
泥道になっていたり
苔むした下り坂 ー15%あります。

雰囲気のいい気持ちいい道と思いましたが、すぐに砂利道になり、水たまりのあるドキドキワクワクする道になりました。下り道は苔むしており、たくさん枝が落ちている下り道、しかも下った先は急カーブ、ブレーキをかけるのが怖い、でもかけないと崖に落ちる(笑、このくだりは正直自転車から降りた方が正解だと思います。

そして、下った先を曲がると、そこには緑に包まれた美しい世界がありました。この後の登りのためにギアを落とすのを忘れるほどの美しさです。

最後のヒルクライム(砂利道)

最後の荒れた路面のヒルクライム10%ほどありますが、割れた路面や大きな石に気をつけながら登っていきます。

再奥に到着、ここでも緑の世界、きついヒルクライムでしたが、これだけのご褒美があるとは思っていませんでした

沢までいくと、素晴らしい光景と沢の音、苔むした神秘的な世界が広がります。

帰路

標高差400mを降ります、急勾配の下り坂の上、路面は悪いです。スピードは出さず、気をつけて降ってください。
ディスクブレーキ推奨、リムブレーキではこまめに休憩を挟みながら下ることお勧めします。

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